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応援されるチーム

今年の夏の甲子園、ブログにも書いた、八戸学院光星と東邦高校の一戦、最終回、4点を追う東邦高校はスタンドの観衆を味方につけ大逆転で勝利した。

完全アウェイ状態で、逆転を許した八戸学院光星の仲井監督のコメントは奥が深い。

「あの応援の影響で負けたとは思っていないんです。ウチは負けるべくして負けた、と。東邦さんの打線は見事でした。四球なしで、とにかくヒット、ヒットでつないでいましたから。マシンで練習しても、あれだけ連打は出ないですよ。何より全力疾走を怠ったり、ここというところでけん制を入れられなかったり、デッドボールを当てられた打者が相手投手をにらんだり、ウチには負ける要素があった。だから、そういう基本的なことをしっかり見直して、これからは甲子園から応援してもらえるチームになろうと。それは(宿舎に戻ってすぐの)ミーティングで言いました」

野球留学生が多い八戸学院光星、青森大会等である程度のアウェイ状態はなれているという仲井監督と選手たち。

相手が素晴らしかったことは当然のこと、自分たちの野球の姿勢の判断をしっかりと行っていた。

甲子園から応援してくれるチーム、基本的なことがしっかりとできるチームだ。彼らは、敗戦からそのことを学んだのだ。

もともとが力のあるチームだけに今後の活躍に期待が持てる。

君たちの置かれる立場、中学、高校の違いはあれ、八戸学院光星の状態とかぶるところを感じる。

野球留学とまではいかないものの、地元の中学校ではなく、私学である鹿児島育英館中学校体育コースにて野球と勉強の両立を目指している。

ただし、世間一般から見れば、野球だけをやっていると思われているはずであるし、見ている人からすれば、私立で勝って当たり前というふうにとらわれがちであることは事実である。

実際には、どこの学校よりも厳しい練習や勉強、私生活で真の文武両道を目指して頑張っていてもだ。保護者目線からは、今でも十分にできているのかもしれない。ただ、厳しい目で見るのであれば、まだまだ改善の余地はあると思う。

だからこそ、今以上の、礼節をはじめとする、基本的な部分からの徹底が、君たちに求められているのだ。野球はできて当たり前、それ以外のことでも育英館の生徒たちはしっかりしてると周りから認められるようになることが、応援されるべきチームへの一歩だと考えている。

応援されるチームになることは、負けないチームとして不可欠な要素であることは言うまでもない。

応援されるべきチームになるために、野球はもちろんのこと、野球以外でも徹底的に勝つこと。これが大事ではないだろうか。

あいさつにしろ、全力疾走にしろ、相手への思いやりにしろ絶対に負けないことが・・・。

キバレ、常昇軍団 育英館!



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