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野球とゴミ拾い

興南高校 我喜屋監督は言っている。

ゴミが落ちているのは
捨てた人の心のミスかもしれないし、
間違って落としたのかもしれない。
でも、必ずミスはあるもの。
現実的にゴミが落ちているということは、
誰がが犯したミスを見つけてしまったわけだから、
それをカバーするのが見つけた人の責任。
見て見ぬふりをすると、今度は後ろの人に迷惑をかける。


社会人野球の監督まで経験された同監督、私生活にも厳しいことで有名で、野球はゴミを拾うようなものであると言い切る。

野球をやっているとミスが起こる。ミスが起こるということは必ず原因があり、その原因は選手の誰かである。
ただその時、ミスしたことを責め、反省させるだけで終わるのと、ミスをカバーするように心がけるのとでは、結果が大きく変わって来る。

ミスは起こる。
起こったミスにどう対処するか。
傍観者ではなく、当事者意識を持つことがチームには必要だ。

野球は、失点というリスクを抑え、得点という結果を出す、いわゆるビジネスに通じるものがあると思う。

落ちていたゴミ、拾って捨てれば何も無かったのと同じである。
味方のミス、カバーできればミスにはならずリスクとはならない。

いろんな場面でカバーすることは大事なのかもしれない。各自が、積極的にゴミを拾うことができれば、チームが大きく変わる。これは間違いない。

常昇軍団を目指すなら、さらなる私生活の徹底も大事かもしれない。

キバレ、常昇軍団、育英館!



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コメント
[1] 前野 政史 | 2016/09/26 08:47

~大切なことは【形】ではなく【心】です~

【挨拶】 挨拶をするという【形】が大切なのではなく、心で感じ言葉にするのが【挨拶】です。グラウンドへの挨拶は、グラウンドを使えることに心から感謝を込めて…『お願いします!』練習の最後の挨拶は、今日も怪我なく一日野球が出来たことに心から感謝を込めて…『ありがとうございました!』
『心がこもっている挨拶』が聞いていて『気持ちのいい挨拶』になるのではないでしょうか?大切なことは【形】ではなく【心】です。

【握手】「掌 たなごころ」は手の心の意味。そして、自分の掌と相手の掌を合わせるのが「握手」です。試合終了後に、負けたチームは勝ったチームに想いを託し、勝ったチームは負けたチームに敬意をはらう気持ちを手の心に込めて‥。高校3年生、中学3年生は最後の試合の時に、仲間や親御さんへの握手もあるでしょう。「今まで本当にありがとう。」という気持ちを手の心に込めて‥。涙で言葉にならない時があるかもしれませんが、手の心である「掌」と「掌」を合わせる事によって、分かり合えるものがあると思っています。
大切なことは【形】ではなく【心】です。

【整理】練習前にグローブやカバンを一つの場所にきれいに合わせて並べる。ランニングの時に全員で足を揃える。みんなで気持ちを合わせて一つのことに取り組む。その心構えが、いい練習に、そしていい試合に繫がるのだと思います。道具を綺麗に一つにすることやランニングで足を揃えることによって全員の心を一つにしていくのです。大切なことは【形】ではなく【心】です。
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