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当たり前の素晴らしさ

よく、野球が出来ることに感謝して…。ということを耳にする。

被災したグランド

熊本千原台高校のグランドは、震災で被災した。

震災後、練習再開した最初の日、当たり前のように、野球が出来ていたグランドで野球が出来ない。監督から部員に伝えられた言葉は「野球ができることに感謝すると、みんな漠然と言ってきたと思う。当たり前のことができないということを体験した今、その意味を改めてよく考えて欲しい」

部員たちは、地震でいたるところがひび割れした球場を、自分たちで修復して活動を再開した。

熊本第二高校のグラウンドは、益城町にほど近く当然ながら避難所となった。

震度7以上ともいわれる本震の後、「2年生全員無事です。絶対生きます!」監督に届いたメールの 生きます が地震のすごさを物語る。
震災後、グラウンドは車中泊の車の駐車場として開放、外野の芝生は今でもワダチで凸凹だ。練習再開後、監督からのあえて厳しい一言は「地震が起きたからって、お前たちの夏は待ってくれねえぞ」

4日後の練習試合で負けた後、主将のノートには、「言い訳はしたくないし、後悔もしない。前より強く、前より成長する」と記された。

高校野球の熊本県大会は明日開幕する。選手宣する選手が言った。

選手宣誓だけでなく、自分たちのプレーで「当たり前に野球ができることに感謝し、前を向いて歩く姿を伝えたい」と。

鹿児島も梅雨の長雨でなかなか練習や試合が思うようにできない。ただ、ストレッチや体幹などの基礎トレーニングなどをすることで、溜まっていた疲労が抜けたり良いことも必ずある。前向きに捉える意識を持ってほしい。

約2週間後には県大会が始まる。野球ができることを今一度考え、おかれている環境を前向きに捉え頑張れ。

最近、長い夏の予感がしている。有休の確認と言い訳を考えることを怠らないようにしている。おそらく体調管理に関しては子供たち以上化も…。



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