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足りない何か

攻撃的守備で全国を制覇した前橋育英高校 荒井監督の指導は

「凡事徹底」
誰にでもできることを、
誰にもできないくらい、
徹底してやり続ける。

野球だけでなく生活面も同様で、掃除や食事、挨拶など、ごくごく当たり前のことを当たり前に行う日常こそが大切だ、という考え方だ。

『本物というのは中身の濃い平凡なことを積み重ねること』これこそが勝つための必須条件である。

荒井監督が常に選手に言ってることは決して難しいことではない。

・ミスの後をそのままにするな。落ち着いて次のプレーをしなさい。
・キャッチボールは心を込めて、丁寧に。
・たとえタイミングはアウトでも、常に全力疾走すること。
・物はいつでも大切に。ネクストバッターズサークルで振ったバットのグリップも、そのまま地面に置くのは厳禁。
・食べ物は残すな。

緊張している試合においても、普段通りの野球をするために、同じことを繰り返し言い続けているそうです。

勿論、この通りにやればどこでも勝てるわけではない。
ただ、この凡事徹底を実践することが大きな進歩を導いたことに疑う余地はないと思う。

先日、行われたハヤカワスポラボ旗、自分たちがやりたいことができずに敗退した。やりたいということは当然練習していることだと思う。

守備の際、思い切って前に出る。
チャンスの際に、しっかりと強いゴロを打つ。
常に、次を考えたプレーを心がける。

ごくごく当り前のことがどうして出来なかったのか?

まだ、本物になっていなかった、繰り返しが足りてなかったのだ。

毎日、毎日あんなに練習しているのになぜだろうか?

『やれ』でやるのと、『やる』でやるのは違う。『やれ』と言われても、選手はやると思う。でも自分で『やる』と思ってやるのとは、同じことをやるのでも中身が違う。身に付き方が違ってくるのである。

最後は自発性が更なる本物へ近づけてくれるとおもう。

この冬の乗り越え方次第で、全国大会への道は必ず開ける。

挨拶だって、どうせなら揃ってる方がかっこいいし、立派に見える。
グランド内もどうせ走るんだったら、全力がかっこいいし、強いチームに感じる。

凡事徹底された当り前のことは、見ていて、気持ちがいいし、何よりもかっこいいと思う。

この冬のトレーニング前に、今一度、考えてみてはどうだろうか。

強い、かっこいいチームを目指すうえでの気持ちの持ち方を…。



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