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いま何をすべきなのか

先日、熊本の高校野球の予選を見に行った。
今年、甲子園で春夏ベスト4の秀岳館高校、スター選手がいなくなったものの強い。

ファーストストライクからフルスイング出来る積極性と状況を理解したチームバッティングが出来る順応性の合わせ持つ。さらに、常に状況を把握しているがゆえに一瞬の判断が早い。

フライを上げてはいけない場面では徹底してゴロを転がしに行く。
最低進塁打ということで、無理して引っ張らず1・2塁方向に転がす。
外野の守備位置を理解して打席に立っているのでセンター前にポテンと落ちたあたりで悠々と2塁をおとしいれる。

彼らは、いま求められていること=いま何をすべきなのかを理解している。

ヤクルトでトリプルスリーを達成した山田哲人選手

「今は何をすべきなのか」をちゃんと分かって、
 プレーすることが 僕の仕事だと思っています。 と言っている。

押しも押されぬ球界のスタートなった彼は、チームプレーの意識は高く、その結果がもたらしてくれたのがこの成績だという。恐らく、全打席でホームランを狙うなら50本のホームランも夢ではないかもしれない。

しかしながら、彼は試合の流れを読み、チームの状況を考え、的確なプレーで貢献する。打つだけでなく盗塁王まで獲得するということは、彼のチームへの貢献度の高さの証拠である。

山田選手と同じような考え方は、プロだから出来ることではないのだ。
実際に、高校生が実践している。ならば、君たち中学生でもできないことではないと思う。

「自分はいま何をすべきなのか」意識を持つことは積極性の表れである。

For the Team の考え方は チーム力の向上につながる。

ホームランよりも価値のあるボテボテのゴロ。
140kmの剛速球のボールよりも100kmの普通のストレートのストライク。

求められていることは、決して難しいことではない。やるべきことは当り前のことである。
さらに、試合に出ていても、ベンチにいても求められていることは必ずある。
ひとつひとつのパーツが組み合わさったとき、チームとして最高のパフォーマンスを発揮できるのではないか。


キバレ、常昇軍団 育英館!



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