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宇宙空間!

8月14日の甲子園、第3試合東邦(愛知)vs八戸学院光星(青森)戦、最終回に信じられないドラマがあった。

点差は5点、地方大会ならまだしも、甲子園で、常連校同士の対戦でまさかが起きた。

東邦高校とと言えば、「戦闘開始」と名付けられた湘南乃風のSHOWTIMEの応援が有名。新チームの円陣の曲にどうかなと思っていた。余談ですが。

5点差を追う9回裏に、普段は初回に流れる応援が流れた。


とにかくリズム感がいいこの曲は、ドラマを待ち受ける観衆の手拍子を誘った。グランドの東邦高校の選手と甲子園の大観衆が一体となり、八戸学院光星の選手に襲いかかった。

しかし、ランナーは1塁、2塁に出したものの2アウト、5点差を逆転するには厳しいと感じた直後から、奇跡が起きた。まさかの、大逆転、来年の雨トークに絶対に取り上げられること間違いなしのドラマ、応援であった。

応援の力で宇宙空間と化した球場はブラックホールの如く八戸学院光星を呑み込んだ。
佐賀北高校が全国制覇を成し遂げた時の逆転の8回の雰囲気、まさにそれだった。

わたしが、言いたいのは、なぜ大観衆は、東邦高校を後押ししたのだろうということである。

5点差で最終回、普通は逆転は不可能である。しかし、初回からの東邦高校の選手の直向きなプレー、一生懸命な姿が観衆の心を魅了した。

しかも、相手は、優勝候補にも上がる強豪チーム。観衆はまさかを期待した。東邦高校を応援したいと感じた。

そして、その一体となった空間に、相手チームは飲み込まれてしまった。

野球は、流れがある。選手が作る流れ。ベンチが作る流れ。そして、観客が作る流れ。

流れは、一生懸命さ、直向きプレーによってもたらせるものである。手抜きや妥協は許されない。逆に、懸命なプレーは、エラーであったとしても、その後の対応では流れを持って来るのだ。

新チーム、今日から練習が再開される。

目指すべきは、この宇宙空間を作れるようなチームだ。

気持ちの良い挨拶、グランドでの全力疾走という基本的なところの徹底。一生懸命さと直向きさを忘れないプレーの徹底。ここを忘れてはいけない。なぜなら、相手チームに、宇宙空間を作らせるスキを与えるからである。気持ちの緩みはスキとなって自分たちのクビを絞めることになりかねないから。

目標とした『常昇軍団』、まずは、周りに目標とされるようなチームになる事が大事です。

そのためには、今日から大きな声を出して、グランドで盛り上がれ!

PS

上の音楽に合わせ歌って下さい。
育英の、意地とプライド、勝利を掴むぞ、打て×5



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