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冷静さと広い視野

今年の夏の甲子園、島根県予選での出来事だ。

島根県の高校野球といえば、開星、石見智翠館、立正大淞南の私学三強が引っ張る。

しかし、この夏、初出場で甲子園に乗り込むのは、県立出雲高校、いわゆる進学校。

話題になっているのは、優勝を決めた瞬間のキャッチャーのとった行動だ。

普通は、マウンド周辺に歓喜の輪ができ、みんなが集まるのだが、出雲高校は違った。

なぜか、キャッチャーは、歓喜の輪とはギヤの方向に。

彼は、泣き崩れる相手の選手たちに代わってバットを相手のベンチに届けた。

一緒に歓喜の輪に加わりたいはずなのに、冷静な行動をとることを怠らなかった。

しっかり、周りに目を配れる選手がいること、出雲高校の強みであろう。

それが、キャッチャーというポジションであるからなおさらである。

扇の要がなぜ逆を向いているか?それは幅広い視野が要求されるからである。そして、ものすごい武器となることは言うまでもない。

この夏、彼が注目されることは間違いない。

君たちも、広い視野と、冷静さを養って欲しい。しかも、野球以外のことでもだ!

関係ないと思うことが、必ずどこかで関係している。これが世の中だ。

騙されたと思ってやってみるとよい。きっとためになるから。



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