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試合は優位にすすめるもの

いよいよ、7月1日。本日、ついに県大会の相手が決まります。

負けたら終わりの勝負がリスタートです。まぁ、相手がどこであれ臆することは全くない。必要なのは、自信を持って試合に臨むことだけだ。

一戦必勝の試合において、勝利のために相手の嫌がることをしようとする。では、実際に相手が嫌がることはなんなのだろうか?どうすれば優位に仕合運びができるのだろうか?

このような質問をすると、「相手の弱点を突きます。」という答えが返ってくる。なるほど、理に叶っていそうだが、これほど難しいことはない。なぜだろうか?

普通、弱点は隠そうとする。守備であれば、打球のなるだけ飛ばないポジションに配置するだろうし、攻撃であれば影響ができくい打順に配置したりする。

そもそも、弱点をピンポイントに攻撃することだけでも難しいのに、相手も当然に想定内の出来事であるから、何らかの策は講じてきているわけである。精神的なダメージも少なく、思っているほどの効果は得られない。

それどころか、弱点があるのに試合に出ているということは、それを補う何かがあると考えるべきで逆にある程度注意したほうがよいのだ。

では、どうする。相手の強み=ストロングポイントを崩しに行くのだ。

ピッチャーが良いと評判のチームならば、狙い球をあえて相手の自信のあるボールに定めたり、バントの構えなどで相手を揺さぶる、ストライク/ボールの見極めを徹底し球数を投げさせるなどして攻略していく。また、牽制が多いピッチャーは意外にランナーを背負いたくない気持ちの表れであるから利用したい。

キャッチャーがいいなら、大きなリードと二次リードをしかっり行うことで、キャッチャーからの牽制をもらうようにする。以外に、キャッチャーの牽制への意識が強くなると、ピッチャーのリズムが狂うこと、ストライクボールの判定が打者有利になることが多くなる。

守備がいいなら、オーバーを打つのではなくしっかりとしたゴロを打ち、しっかり走り、ランナーはしっかりしたスタートとしっかりとした走塁を心がける。人間の脳は2つのことを同時に判断することは不可能であるから、この繰り返しは必ずエラーを誘う。

たったこれだけだし、基本中の基本であることに気付いただろうか?

まぁ、やることは野球であるから、基本的なことをほんとにしっかりやることが相手の強みを消してくれるのだ。さらに、強みを消されたチームの精神的ダメージは計り知れないのである。

逆を考えると、自分たちはこういう風にならないように声を出し合いリスクを管理して行こう。

大会まであと3週間、今一度基本の徹底をチーム一丸で意識してほしい。
あえて、やるのではなく、日常の練習の中で意識することで基本練習はできる。

ノックでも、意識すると、構える、追う、取る、送球するの基本が練習できる。
自分の横を抜かれたら、構えができてなかったのか、追い方が悪かったのかを自分で分析すればいいのだ。この意識こそが、成長への一歩である。

基本は組み合わせることでファインプレーにもなる可能性である。



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