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体育会イノベーション

日本体育大学、各競技のトップアスリートたちが集い
学ぶ名門。多くの指導者を輩出していることに疑う余地はない。

硬式野球部は今年の明治神宮大会で見事全国制覇を成し遂げた。その裏に隠された改革の記事が興味深い内容だったので紹介したい。

日体大イノベーション

古き良き体育会の伝統を重んじる。
先輩に対して敬語を使うことは必要だし、後輩に規律は教えていかなければいけない。上級生が下級生の面倒を見る。下級生は上級生を尊敬する。いい意味での上下関係を維持する。
悪しき体育会の伝統の排除
上級生が威張って何もせず、下級生が部や先輩の雑用をするのが当たり前という体育会の流れを排除する。1年生は入学後、大学での野球や生活という新しい環境に適応していかなければならないのに、雑用でそれどころではなくなってしまう。

これによって、これまでは1年生がやっていた寮の清掃やグラウンドでの練習の準備、道具運びといった仕事を、4年生が率先して取り組むようになった。
その結果、1年生は環境に適応する余裕が生まれ、自分の土台を作ることができるようになった。上級生は責任を持って後輩を指導しながら、自分たちも成長し、最終的にチーム力の底上げに成功した!

上級生が雑用、難しいことだと思う。でも、主力である上級生がグランド整備や道具の準備をすること、これはある意味当然のことだと思う。なぜならば、グランドも道具も主に使うのは主力であるから。

下級生は、だからといって上級生に甘えるのではなく、しっかりと環境に適応し、グランド整備や道具の準備などの雑用が出来る余裕を手に入れないと行けないのだろう。

育英館野球部もある意味、野球というスポーツを学ぶために進学してきた仲間の集団である!

今でも、上級生は雑用もやっている。でも、もっと積極的に行動に移せるようになること、やろうとする人間が増えれば増えるほど、下級生の底上げができ、チームの強化につながる。

下級生も力がつけば、周りを気にする余裕ができる。そしたら上級生の代わりに雑用をこなしてさらに先輩達が伸びる。

同じ志しを持った先輩後輩であり仲間、是非参考にして欲しい!



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