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努力だって嘘をつく

「努力は必ず報われる」

こういった言葉を聞いたことがあると思う。

本当にそうだろうか。

そもそも努力とは、結果のための過程であるのではないか?

試合に勝ちたいという結果に対する日々の練習のような。

結果に結びつかないということはまだまだ頑張りが足りないということで、もっと頑張って、今までの頑張りを努力に変えなければならない。

じゃあ、努力に変えるためには?

「正しい場所で努力しているのか?」
「正しい方向に向かって努力しているのか?」
「十分な量の努力ができているのか?」

を自問自答しながら進める必要があるということ。

ただ闇雲に、頑張るのでは結果につながらない。

つまりは、
① しっかりと自分の弱点を考え、見極める。
② それを克服するための練習を行う。
③ 結果が出せると確信できるまで頑張る。

例えば、フライを上げてばかりの子が、勝つために打撃を強化したいと努力するとする。
①’ 打ちに行くときにグリップが下がり、ボールを下から捕らえている。
②’ バッティングフォームの見直しを行うために素振りを中心に練習し、ティーバッティングでもしっかりとゴロを心がける。
③’ 修正を意識しながら、しっかりとしたスイングが出来る回数をこなす。
これが正しい努力となる。

同じ子が、間違って努力するとどうなるだろうか?
①’’ パワーが無いからもっと力をつけないといけない。
②’’ 重いバットでスイング力をアップする。
③’’ 遠くに飛ばすことを意識してとにかく振る
これを続けたと仮定すると、この子の場合は、今まで以上に振りが大きくなり、 コンパクトにボールを捕らえきれなくなる可能性が高くなってしまう。

つまり、同じ頑張りでも得られる結果は雲泥の差となってしまうわけだ。

何事でも、しっかりと考えることしていかないと結果にコミットしない。頭を使うことを放棄してはいけないのである。

辛い練習や勉強・逆境にただ耐えるのではなく、

「どう練習すればもっと効率よく上手くなれるのか?」
「どう勉強すればもっと効率よく暗記できるのか?」
「どう対処すればもっと楽に逆境を乗り越えられるのか?」

考えることの重要性を認識してほしい。

あと、忘れてならないのが、
せっかくやってきた努力。それを試合で活かすも殺すも、自分たちの気魄があるか無いかに大きく左右されるということ。

最後は、自分自身

キバレ!鹿児島育英館!!



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