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誰かのために

島根の開星高校元監督 野々村直道さん

自分のためよりも、
誰かのためにと戦ったほうが
人は力を発揮できる。

山陰のピカソと称される美術教師である野々村氏、歯に衣着せぬ物言いで話題になったこともありますが、指導者の評価は素晴らしい。

この場面、絶対に自分が抑えないとと思うと力んでしまう。でも、みんなの笑顔のために、みんなで守り抜くためにと考えれば、変な力みが取れ腕が振れ力を発揮できる。

また、ここで自分が決めないとと思うより、みんなのために次に繋げようと考えれば、やはり、力みが取れ自分のスイングができる。

自分がとか、自分のためにという考えは、あくまで1つの力でしかない。

みんなで、みんなのためにという考えは、無限大の力になりうる可能性を秘めている。

One for all. All for one.

聞いたことがあると思うし、意味も知っていると思う。

もし、知らなければ、あえて自分で調べて欲しい。

For the Teamの考え方ができて初めて強いチームになれると言って過言ではない。

ピンチの時は、みんなの顔を見て、声をかけあう!

ひとりピンチなどはない。一瞬でも、自分が…と思った時こそ、周りを見て気持ちを落ち着ける。

自然と力が出てくるはず。

キバレ、常昇軍団、育英館!



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コメント
[1] 前野 政史 | 2016/09/26 14:39

全員野球を!

ベンチスタートの選手に『控えの選手』とは言わず、『ベンチプレーヤー』という言葉があります。
試合に出ている選手がプレーヤーであることは、当然ですが、ベンチにいる選手も、試合に出ているのは一緒だという意味合いです。

ベンチプレーヤーの選手にいい声を出す選手がいます。
『おい!練習通り練習通り!自信持っていけー!』
カキーン!ナイスヒット!
その選手に、『打ったのはアイツだけど、今のヒットを打たせてくれたのは、お前の声だなあ!』と声を掛けます。

第二キャッチャーの選手に・・
『○○とブルペンに行って準備を始めてくれ。』と言った後に、『アイツが気持ちよく投げれるようにブルペンでいい音鳴らしてくれな!』と言います。
そのピッチャーがマウンドにあがっていいピッチングをした時、『お前がブルペンでいい音鳴らしてくれたおかげだなあ!』と声を掛けます。

バット引きやボールボーイの選手には、『流れを止めないように頼むぞ~』と・・

ベンチプレーヤーの選手にもポジション(役割)があります。
そのポジションに、やりがいをもたし、試合に参加している意識、そして、チームに貢献してくれていることを、彼等に出来るだけ多く、言葉にするようにしています。

『全員野球』という言葉の捉え方は様々だと思いますが、全員が与えられたポジションで全力でプレーすることが『全員野球』だと思っています。

試合に出ている選手だけでなく、ベンチプレーヤーにも、キラリと光る『ファインプレー』をする選手が多くいます。

もうすぐ、地区予選です。一丸となって戦っていこう!
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