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ボールカウント

カウント別の打率、ちょっと見てください。

ボール - ストライクで表示しています。

0-0 .336  0-1 .309  0-2 .138
1-0 .359  1-1 .332  1-2 .169
2-0 .343  2-1 .353  2-2 .198
3-0 .443  3-1 .367  3-2 .224

このデータからわかること。

追い込まれてからは、非常に打率が下がるということである。
逆に、ファーストストライクを狙えば、最低でも.336も打てるのだ。
積極的なバッティングこそが、打撃の向上につながるということ。
待てば待つほど自分が不利になることを覚えておこう!

追い込まれるまではフルスイングが出来る球を狙い、追い込まれてからはバッティングを変えて、ミートバッティングを徹底する。

今年の甲子園春夏ベスト4の秀岳館、2ストライクまではフルスイング、追い込まれてからはノーステップでミート。まさにデータ野球である。

ここからは、逆発想である。バッテリー、よく追い込んでから遊び球を使う。しかしこれは非常に危険であるということをデータが示しているのがわかるだろうか?

基本的に、ボールのカウントが増えれば打率が上がる。2ストライク追い込んで勝負すれば、.138しか打たれない。1球遊ぶと.169打たれ、2球遊ぶと.198も打たれる。3球遊ぶと.224までリスクが高まりフォアボールのリスクまで生じる。追い込んだらそのまま勝負、これが鉄則だ。

ただし、ファールボール2球で追い込んだ場合は、若干違ってくる。ファールボールは打たれるたびに打率が上がってしまう。こういう場合は、タイミングを外すボールが必要になるだろう。

もしバッターならば、ファールで粘ることが出塁率を上げるということを覚えておいてほしい。

攻撃においても、守備においても自分たちの有利なカウントで勝負する。
これが、試合を有利に進める一つの方法である。

キバレ、常昇軍団 育英館!

データをいくつか紹介

セーフティバント、決まりやすいのは1・2塁方向である。
・・・セーフティバントの決定率が高いのは、二塁手に捕球させたときである。次いで、一塁手。一塁カバーが複雑になるのが決め手である。

空振りが取れるボールは縦の変化球
・・・空振りが欲しい場面、縦の緩い変化球が一番空振りが取れる。ストレート、スライダーは合わされやすい。

スクイズは丁半博打
・・・スクイズの成功率、意外に低い。48%しか決まらない。軟式のエンドラン成功率はこれよりもさらに下がる。

また、面白いデータがあれば紹介します。



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