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軟式ボール

ちょっとしたきっかけで、軟式ボールについて調べてみた。

連盟の公認球として認められているのは、ナガセケンコー社、ダイワマルエス社、トップボール社、内外社の4社である。

関東に本社を置くナガセケンコー社とトップボール社。関西に本社を置くダイワマルエス社と内外社。

会社は4社あるのであるが、ボールの金型は2種類しかない。???

実は、ナガセケンコー社とトップボール社、関東の2社は同じ金型を使っている。さらに、ダイワマルエス社と内外社、関西の2社もまた同じ金型を使っているのである。

すなわち、関東系のボールと関西系のボールの2種類に振り分けられるのである。

この2つのボール、同じ公認球であるにもかかわらず、微妙な違いを有する。

投手に言わせるとこの違いは非常に大きいらしい。

事実、関東系のボールのほうが直径にして0.5ミリ小さいという。これは円周に換算すると結構違いになるわけです。
さらに、ヤマの高さが、関西系のボールが高いため、関東系のボールよりも関西系のボールが大きく感じるらしいです。

この2つのボールの違い、投手のタイプによって非常に影響するという。

一般的に、球のキレを求めたり変化球を多投する投手は関東系、直球で押すタイプの投手は関西系が有利と言われている。また、手の大きさでも多大な影響が出るため、プレーヤーの中にはこのメーカーを気にするものも多いのが事実。

関東と関西、恐らく永久に交わらないであろう2つの地域、2つの争いは、軟式ボールにも波及していたわけです。笑

鹿児島県は、中学校で使用されるボールは圧倒的にマルエスですが、他県でのシェアは圧倒的にナガセケンコー。おそらく、九州大会以降は、ほぼ、ナガセケンコーが使用される可能性が圧倒的に高いと思います。

指先の感覚は非常に繊細です。でも、どちらのボールも使用される可能性があるわけです。であれば、必ず対応しなければなりません。

関東系の時には、変化球を多めにして、関西系の時はストレート中心にするなどの簡単な工夫で構いません。

いろんな状況を想定した練習に取り組んでもらいたい。

キバレ、常昇軍団 育英館!

PS
以前も書いたことがあると思いますが、雨の日を想定して、泥水に手を入れて練習することも忘れずに。
しっかり握らずに投げるなどの工夫をすることで、投球の幅は確実に広がります。
まずやること、大事です。



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