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試合に勝つために②

想定外の想定をすることの大切さ

すなわち「準備」を怠るな!

昨日、高校野球の長崎大会準々決勝、長崎創成館 VS 長崎海星 戦での出来事。

試合は4回終了時4-0で長崎海星がリード、エースはパーフェクトに相手を抑えており、試合は完全に長崎海星のペースで進んでいた。

絶好調のエースを打撃陣が盛り立て、完全に「流れ」は長崎海星、何かあるなんて想定ができない状況であったらしい。

しかし、5回表、状況が一変する。絶好調のエース左腕の左手を打球が直撃し降板を余儀なくされてしまう。
急きょ登板のリリーフがその場をしのいだものの、打線はつながりを失い追加点が取れない嫌な「流れ」に。8回に、何とかふばっていたリリーフ陣が崩れ、逆転負けを喫したのだ。

自分は、良い「流れ」を相手に渡さないために必要なものは常にさまざまなケースを考えた「準備」であると考える。

良いときほど、悪いことを想定する。

エースが好調の時ほど、2番手以降の投手は気持ちの「準備」が必要だし、その日好調な選手の控えの選手ほど常に行ける「準備」が必要だ。

活躍中≒頑張っている選手は、人よりも動きがよく、よく声も出ていて、運動量が必然的に増えがちなのだ。すると、ケガや熱中症のリスクが大幅に上がるのだ。

そうならないような「準備」は当然に必要となってくるのだが、実際に、なってしまえば、チームしても相当のダメージとなりかねない。

そんな時、代わりの選手が、気持ちやプレーに対する「準備」が出来ていれば大きな戦力のダウンにはならないのだ。昨日のブログにも書いたように、「試合に入り込む」ことができる選手が多いほど戦力として期待ができるからだ。

また、この「準備」は何も試合中だけのことではない。チームとしても試合前に調整として練習量を減らすと思う。

疲れを抜き、集中力を高めるためである。

練習が楽だったから、ゲームやスマホではなく、しっかり食べてよく寝ること、これも立派な準備である。

最高の状態で試合に臨む「準備」、試合中の「準備」、ひとつひとつの積み重ねこそが、勝利を掴むための「準備」となるのだ。

野球は「準備のスポーツ」と言われる。おそらく、いろんな「準備」ができたチームが強い。

試合まで、自分に出来る「準備」にがんばってほしい。

マジック14



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