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グランド整備

中体連、基本的には高校野球のルールに近い方式で行われる。

投手のイニング制限はなし、試合の中盤にグラウンド整備の時間が取られている。

ただ、このグランド整備、高校では当たり前のシステムだが中学野球では基本的に中体連に限られる。

なんて親切なと思うだろうがとても厄介な時間である。というのも、このわずか5分くらいの時間ではあるが、試合そのものの流れが変わりかねない時間になってしまうケースが多い。

ちょうど半分を越えた4回終了時に取り入れられるこの時間、このインターバルの使い方次第では大変な武器となることを覚えておいてほしい。

そもそも、4回まで、リードしていたり、試合を押し気味に進めているチームからすれば、そのままの流れで行きたいものである。しかしながら、ここで、小休止が入れられることで、試合の流れをリセットされたり、相手に考える時間を与え落ち着く余裕を与えかねないのである。

すなわち、勝っていいるとき、流れが自分たちにあるようなときは、ベンチで声を出し盛り上がりを維持したままで、5回に備えるべきなのである。

逆に、流れが悪かったり、リードされているときは、気持ちをリセットすること、自分たちで自分たちを鼓舞することで、5回以降を新たな気持ちで挑む準備をすることだ。

仮に、それまで互角の展開ということであれば、勝負の行方はこのインターバルの使い方に左右されるといっても過言ではない。

高校野球を見ていると、このインターバルで試合が大きく動くことが多い。休憩の時間ではなく、勝つために、後半への準備をする時間である。ここで気持ちを切るようであれば勝利の女神は微笑まない。

インターバルの過ごし方、知っていて損はしないと思う。

(注意)
長い雨で、太陽下で練習する時間が少なくなってきていると思います。
梅雨が明けるまで、一番注意すべきは熱中症です。晴れたり、雨が降ったりで湿度が高い状態が続いているこの時期、特に炎天下のもとでは危険です。
グランドが十分に水分を含んでいる状態で炎天下となると、身体ができていて十分にトレーニングを積んでいる高校生でも、1試合に何人も倒れます。
朝からしっかり食事をとり、アップ前にも十分水分を補給して練習に入ってほしい。手足のしびれ等が出始めたら遅いので、水分と適度な塩分補給が必要です。
試合中は、ベンチに戻ったときは後頭部等を冷やすようにもしましょう。



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