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バカヤローの数

世界のホームラン王こと 王貞治さんの言葉

監督やコーチに「バカやろう」と言いながらやった練習が
試合のここ一番で出るんだ。


野球の練習、長いです。きついです。そしてなにより理不尽なものが多い。

上手くなるための練習なのに、そんなの解っているのについつい文句が出てくる。

「まだ、続くのかよ」、「また走るのかよ」、「そんな打球飛んでこないよ」、「こんな練習どこで役に立つんだよ」、「ふざけんな、バカヤロー」。

自分も、中学時代バケツに手を突っ込んで濡れたボールでピッチング練習をさせられた記憶がある。(ちなみに中身は泥水)
真冬、雪が10センチ以上積もった中、グランドの雪を解かせとか言われて裸足で走った記憶がある。(雨くらいで中止になった記憶がありません)
台風が接近する中、外野ノックの練習をした記憶がある。(風で、センターフライがレフトの方に飛んでいくくらいの時)
度々、意味が解らず、無茶苦茶文句言いながら練習した記憶がある。

バカヤローくらいでは済まないようなことをはっきりと大声で叫びながら練習した記憶があります。

でも、雨が降る中、ストライクが普通に投げられ、普通に守備が出来た。
寒い中の試合でも、あれほど寒かったことはないので、みんなで笑っていた。
グランドの風や、太陽の位置などを気にしながらプレーするようになった。
想定外のことが起きても、ある程度何とかなる気がしていた。

練習の一つ一つは、ピンチの時、身体を動かしてくれる、心にゆとりを持たせてくれる、チームに自信を与えてくれる。

究極の一瞬のために、辛い練習を耐えているんだ。

「バカやろう」の数だけ力が出せるし勇気が持てる。



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