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中体連に向けて

中体連、何度も言うが負けたら終わり最後の大一番だ!

息子が入学して3度目の中体連、自分の中で印象的な試合が何試合かある。

何回かに分けて簡単に振り返りたい。試合の参考にできるならしてほしい。

1回目は、2年前の中体連日置地区大会準決勝 育英館 VS HI中学校

当時、日置地区で頭一つ以上抜け出した状況であった育英館、HI中の戦術にズっポリと嵌ってしまう。

外野を完全に下げ、長打を打ち消した守備のポジショニングに自慢の強力打線が火を噴かない。

良いあたりは外野の正面を突き連打はおろかまともにチャンスすら作れなかった。逆に、育英館は長打を喰らい先制を許し0-1のまま回は進む。

最終回もツーアウト、完全に敗色濃厚となった。ここで、相手センターの子が声をかけるべく内野に近づきコミュニケーションを行った。おそらく、勝ちを意識したのだと思う。丁寧にゲームを仕上げようとするその行為が逆に、一瞬のスキを生み出したのだと思う。

今まで、完全に下がっていたポジショニングが、その一球だけ普段の守備位置に戻っていたのだ。そして、そのセンターの頭上を打球が襲い、事なきを得た形となった。

あの時、わざわざ声をかけることなく、流れのままゲームが進んでいれば完全に負けであった。最初の守備位置なら完全に正面だったろうから…。

中体連は怖いと思った瞬間であった。

相手の外野を越える打球、ある意味憧れである。
ただ、狙って打つものでは決してない。シュアな打撃の結果長打でなければだめだ。

また、外野を下げて守るチームに対しては、単打を積み重ねていくことが大事。さらに、シングルヒットをツーべスにするくらいの積極的な走塁姿勢を見せることで外野は必ず前に意識が集中するから、チャンスが作れる。

またこの試合の苦戦の一つは、先制点を許したこと。
トーナメントにおける先制点、勝率は7割5分を優に超える。すなわち75%以上負けの状態から勝たなければならないから大変である。たった1点ではあるが精神的ダメージは、負けたら終わりの中体連ではさらに大きくなるからだ。

まして、一発で取り返す力があると思われるチームが、下げられた外野から得点することは容易ではない。なぜなら、自分が返そうというエゴから、外野を打ち越そうとするとどうしても打球は上がる。フライは打球が遅くなるから下がった外野の餌食にしかならない。しかもフライは言っちゃ悪いが下手でも取れる。更に軟式で外野を越すのは厳しい。だからこそ苦戦した。

トーナメントでは、先制点を取ることがカギ。
ホームランではなく、泥臭くみんなでもぎ取った1点ほど価値がある。内野の間を抜けるゴロのヒットこそが一番いい。そういう打撃を心がけないと、苦戦するだろうし、勝てないだろう。最近の練習試合でもまだ、全然出来ていない。相手が下がってくることを前提に、低い当たりを心掛けた練習ができてないと本当に厳しい。

3年生は、あとがないのだから、そろそろアドバイスを受け入れた方が良いと思う。前も書いたと思うが自分の感は良く当たる。結果は言わないけど…。

勝つためには①
相手のポジショニングを見て、ヒットの出る確率が高い所に打つことを心掛けろ!
勝つためには②
先制点を貪欲に奪え!
形を気にせずとにかく先制点、気持ちを見せろ!
積極的な走塁、大きな声など自分に出来ることをしっかりこなす。



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