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結果の前に

中学校野球において圧倒的な力差があるということはまず無い。
勝つチームが強いのであろうか?強いチームが勝つのであろうか?

どちらでも無いという説があることをご存知だろうか?
負けるチームは、ミスを犯す。

厳密にいえば耐え抜けない、ピンチを。

しかも、自らが与えたピンチを。

点数には、圧倒的にミスや四球が絡みがちである。つまり連打で点数が生まれることのほうが少ないからだ。

逆を言うならば、エラーや四球を避けることで相手に得点を与えるリスクを最大限に避けることができるのだ。

だから、守備練習に時間を割き、投手陣は制球力を要求されるのだ。

相手に付け入るすきを与えない、これも大事な技術である。

昨日は、ブログを更新することができませんでした。
長男の中体連の応援のため。
45チームの予選、県大会へ進出は6チーム。準々決勝敗れた長男のチームは順位決定戦の結果予選敗退となった。

4月の未曾有の大地震のため、練習ができない日々が続き、練習再開後は毎週末を襲う雨により、実践から大きく遠のいた。震災以降、行った練習試合はゼロ、招待試合での2試合のみで最後の中体連に挑んだ。

決定戦は、序盤に先制し、県大会の権利が見え隠れする中で、最後は本当に不運なサヨナラ負けだった。おそらく、熊本市のどの中学校の野球部よりも残酷で、悔しい敗戦だったと思う。

結果に至るまでの過程においてミスが多すぎた。最終的に耐え切れずに得点を許した。負けるべくして負けた。さらに、一塁まで全力疾走しない子、ファールで走りもしない子も今日の試合では見受けられた。

残念ながら、野球では、そういう何気もないプレーが結果に反映してしまう。

君たちも、何気なく適当にやっているプレーがあるのではないか。

野球は9人でするスポーツである。自らに下される罰が、仲間にも、チームにも影響を与えるかもしれないということを心してほしい。

野球ができる感謝の気持ち、仲間を思いやる気持ちを忘れずに。



コメント
[1] 前野 政史 | 2016/07/05 10:51
震災の影響を受けた熊本の子供たちはとてもつらい大変な生活を送ってきてこれからもまだ我慢の連続だと思います。ほとんど野球ができる環境がないままに県大会へ望み、プレーしている。自分たちはどうだろうか?しっかりとした野球ができる環境が整っており、思う存分好きな野球をプレーしている。この野球ができる環境に感謝し県大会で1戦1戦プレーしてほしい。梅雨も明けたかのように暑い日となっている。練習以外でも汗をかいているので水分補給はしっかりとするように。あと3週間、ここで体調を崩すようなことがあれば悔しい思いをするのは自分であり、チームでもある。家で体のケアとスマホ弄りを抑えて頭の中もしっかり休養しておこう。
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