1. HOME >
  2. ブログ >
  3. 文武両道とは

ブログ

文武両道とは

文武両道は、俗にいうところの進学校で実践されているものと思われがちであるが実際は違う。

「集中力」という部分に目を向ければ、文武両道の本来の意味はそこにある。

100点を取ることがだけが大事ではなく、自己のベストを尽くそうとする姿勢こそが大事である。

人間の本質はひとつ。2時間の勉強の集中力と2時間の練習の集中力は、なんら変わりはない。逆に言いかえれば、勉強をやってもダラダラやるのであれば、その集中力は野球にもつながる。緩慢なプレーはそこから生まれる。野球で集中力を持てれば、勉強でも同じように集中力が保てるはずなのだ。

また、嫌いだから、苦手だからやらない、これも違う。勉強への取り組むことは野球にも生きるはずだ。野球には好きな練習もあれば、嫌いな練習もある。しかし、そこから逃げていては力にならないということを、勉強を通じて学び、野球に生かしていけるからだ。

テストで100点を取るために、何をしなくちゃいけないか。これだけのことをしないと、100点を取れないと。手を抜いていると、簡単に60点になる、と。野球も一緒で、ヒットを打つためにティー打撃で練習しますけど、10球あって、10球をしっかり打つのか、ちょっとしか打たないのか。結果が出るために何をやらなくてはいけないのか、勉強で分かっていれば、野球でも、という意識につながると思います。

体育コースである君たちは、プライオリティ(優先順位)が若干、野球にシフトされているものの、学生の本分であるべき勉強を同じように取り組まなくてはならない。

「集中力」を養うために、嫌いな教科であっても、そこから逃げずに一生懸命頑張れるかどうかで、ピンチの時に大きな力になる。

「文武両道」を力に



前の記事
2016年06月12日
次の記事
2016年06月14日
コメント
name.. :記憶
e-mail..
url..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):