育英館中学の意義

高校野球強豪校元部員による不祥事、強豪大学ボクシング部監督による不祥事など、アマチュアスポーツ界の不祥事があとを絶たない昨今、改めて鹿児島育英館中学校の存在意義を考えたい。

現在、スポーツ界の中で、幼少期よりクラブチームに所属し基礎、基本の徹底、技術力の向上を目的としている家族が増えてきている。ただ、専門家の中には、行き過ぎた勝利至上主義や成果主義こそが真の問題と警笛を鳴らしている。

そんな中で鹿児島育英館中学校は、敢えて部活動で全国制覇、高校での活躍を目指している。私は、このホームページで恵まれた練習環境と書いているが、ハード面を他の強豪私立中学校の野球部と比べればまだまだの環境である。でも、人間育成を含めた環境は最高だと自信を持って言える。

教育の一環である部活動では、私生活や学業成績次第で試合に出れないことも当然にあり得るのに対して、クラブチームではそのスポーツの実力のみで評価されることが大半である。

育英館でも当然ながら、私生活や学業成績次第で試合は愚か練習も参加出来ないこともある。

そこには、大好きな野球がやりたいのなら、中学生としてやらなければならないことはしっかりとしなさいという指導がある。特に礼節指導は、将来においても大切な、人としての基本である。

これから一生野球だけをやっていける人間は、ほんの一握りの子たちだけ。それでも、中学校から自分を磨きにここに集った仲間たちと、同じ目標のもとに切磋琢磨できる。だからこそ、得手不得手はあるものの、学業に、私生活に真摯に取り組むことができる。ここでは、真の文武両道と人間力の育成が真の目的であるからだ。

県大会まであと10日。
鹿児島育英館中学校の活躍は、今のアマチュアスポーツ界を変えることができる可能性を秘めていると思う。

どこにも負けない、挨拶を含めた礼節、技術力、そして精神力！

今一度、1日1日を徹底することで、気持ちを高めて行って欲しい。そして、周りのライバルたちの見本になるような立ち振る舞いで、応援してもらえるチームを目指そう！

そのためにも、凡事を徹底し、質実剛健を目指す！
そして、日本のスポーツ界を変え、盛り上げていく！

これくらい大きな夢を持って挑戦して行こう。

真のスポーツマンであれ！育英館野球部！

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九州屈指の強豪校！学校法人日章学園鹿児島育英館中学校軟式野球部の公式ホームページです。

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