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常に今がベスト

球界を代表する左腕の1人、杉内俊哉

「良かったときを追い求めない」ようにしようと考え始めました。
いつも、そのときのベストを尽くす。
それだけでいい。

調子が悪い時、あの時は…。と思うことはないか？

悪い時、結果が出ていた時を思い出してしまう。

どんなに努力をしていても、練習を重ねても“いい時”“悪い時”の差が出てしまう。

原因はさまざまだが、野球選手の宿命かもしれない。

大事なのは、今、自分の出せる力を100%発揮することである。

頑張っていれば力も付き体力も付く。当然に技術だって付いている。だからこそ、過去のいい時を意識しすぎるとギャップに苦しむ。

そんなに力まなくても打球は飛ぶのに…。
そんなに意識しなくても打たれないのに…。

なぜなら、自分は常に成長している。すなわち、今がベストだ。
だからこそ、今できる、最高のパフォーマンスをすること。それだけである。

“いい時”は、今日の自分が創るもの。

明日の「いい時”は明日の自分が創るもの。

要は、日々できることをしっかりやっていくことこそ、絶好調の秘訣である。



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