この休み、自分次第で・・・

鹿児島育英館中学校軟式野球部は、10日からお盆休み。

帰省する寮生もいるため若干長い。

月末に県大会を控え、本当は練習したいところではあるが仕方がない。

ただ、ここで注意してほしいのは、気持ちまで完全にリセットしないことだ。

人は悲しいかな、楽な方に魅力を感じ流される。では誰が人間を流すのか？
答えは、流される人間、すなわち、自分自身に他ならない。

元メジャーリーガー松井秀樹は、

「日常は決断の連続だ。今テレビを見るか、それとも素振りをするのかというのも決断。その日々の一歩の延長線上に、同じ歩幅で、けれども重い最後の一歩がある気がする。」

一日の素振りで、急に長打が打てるようになる、急に打率が上がるなんてことはまずありえない。

積み重ねこそが、たどり着くための唯一の道。

一歩一歩重みを増す階段のように、重さを増してく。自分のためにということで頑張る決意で前に進む決断をするのか、「今日はいいか」とか「高校野球を見るのも勉強だ」とか理由をつけて流される決断をするのか、これもまた自分次第である。

また、現メジャーリーガーのダルビッシュ有投手も、

「土日の休みが消え、夏休みが消え、冬休みが消えた。
友達が遊んでいるときに練習していた。だから今がある。」

彼もまた、楽しい時間を犠牲にし辛くて苦しい練習を繰り返した。
その積み重ねが人を強くする。その先にきっと何かがある。

自ら辛く苦しい判断を行い、辛く苦しい努力を積み重ねた二人は、ともに大リーガーへと駆け上った。

レギュラーであれ、補欠であれ、才能があろうがなかろうが、その先にある未来は平等である。

今、楽してあとで後悔するか、今を苦しみすばらしい未来を掴みとるのか、君たちの今の決断かもしれない。

日々の決断を、しっかり行っていこう!

キバレ、常昇軍団・鹿児島育英館！

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